寝不足じゃないのに目元にクマ!なんで?
クマができる=疲れてる、寝不足というイメージがあります。しかし実際はそれだけではなく、
- 肌の衰え
- 表情筋の衰え
- スキンケア不足
など様々な原因で目の下のクマは出来上がります…
いくら寝てもクマが取れない・慢性的にクマが消えないという人は『クマの原因』が別なところにあるのかもしれません。代表的な原因を挙げてみましょう!
目の下にクマができる5つの原因
■できやすいクマ…青クマ、黒クマ
目の回りの血行が悪くなるとクマができます。寝不足やストレス、喫煙、パソコンやテレビ、スマホの見過ぎで目を酷使してはいませんか?目元の毛細血管の血流が悪化します。
これ以外にも、デスクワークが続いて運動不足な人に青クマは起こりやすいです。例外的に、色白な人は血液が透けて見える場合も目の下が青く見えますが、こちらは問題ありません。
■できやすいクマ…黒クマ
目の下は体の中でも非常に薄く、他の部位に比べ3分の1ほど。コラーゲン層が薄いことや汗腺がないことが理由ですが、ただでさえ薄い皮膚が痩せると黒ずんで見えるようになります。
皮膚痩せの原因は主に老化。コラーゲンやエラスチンなど、肌の水分維持に欠かせないものが減ることで起こります。また無理なダイエットで急に脂肪を落とすと起こりやすいです。
■できやすいクマ…黒クマ
目の下がたるむと影ができてしまい、黒くなって見える現象があります。これは影クマと呼ばれるもので、シワのように見えるため見た目年齢が大幅に上がります!
たるみは加齢のせいで肌のハリが失われたのが原因。目の下だけでなく、まぶたのたるみも目元トラブルでは代表的。またハリが無いと目尻の小じわも起こりやすくなります。
■できやすいクマ…黒クマ、茶クマ
腎臓の機能があまり良くないときも、目の下に影クマやむくみを作ってしまいます。沈黙の臓器と呼ばれる腎臓は、機能低下しても痛みや自覚症状がないので判別が難しいです。
むくみは腎臓が悪化して水分調整ができなくなると発生しやすくなります。顔色自体が黒くなるのは赤血球を作る機能が低下しているのが原因です。
■できやすいクマ…茶クマ
厳密にはクマではありませんが、シミによってまるでクマのように見えることがあります。妊娠・出産期の女性に多く見られる肝斑(かんぱん)が代表的です。
肝斑は普通のシミと違い輪郭がぼやけていて、左右対称にできるのが特徴。そのためクマと間違えやすいです。原因はホルモンバランスの乱れで、産後に安定すると徐々に消えます。
ただ、人によっては肝斑が残る場合もあります。寝不足や目の使い過ぎなど、クマの原因が思い当たらないときは皮膚科などで相談してみてください。
どのクマかによってケア方法が違う
目の下のクマには
- 青クマ(血行不良や寝不足)
- 黒クマ(たるみや皮膚痩せ)
- 茶クマ(シミや肝斑)
という3つの種類があります。それぞれ起こりやすい原因は違うので、まずは自分のクマはどの種類なのか?を把握することから始めましょう。原因がハッキリすればクマの正しい対策が見えてきますよ!